第1級海上特殊無線技士受験③
いよいよ「1海特」の受験体験記も最後になります。
英語(英会話)の試験がダメだった私は、なんとか気を取り直し
「無線工学」と「法規」の試験を100点ずつ(たぶん)で終わり
最後の「電気通信術(送話)」の試験に挑みます。
この試験内容は、1人の試験官の前に座り、フォネティックコードが
書かれた問題用紙を渡されて、2分間の間に 100文字 の
フォネティックコードを読み上げていきます。
例えば、問題文が「ASGTD BFLOW CZ・・・」と書かれていたら
大きな声で「アルファ、シエラ、ゴルフ、タンゴ、デルタ
ブラボー、フォックストロット、リマ、オスカー、ウィスキー
チャーリー、ズールー・・・」と読み上げていきます。
この試験も時間制限があるので、分からない問題があっても
次のフォネティックコードをドンドン読みあがていかないと
最後まで読む前に、時間切れになってしまいます。
私は、少し緊張してしまい、いきなりフォネティックコードを読み出してしまい、
最初に「始めます」と言うのを忘れてしまいました。
さらに、問題分のフォネティックコード 「H」の「ホテル」が出てこなくなり
頭の中が、真っ白になっていきました。
たまたまなのでしょうが、私が渡された問題分に、「H」が多く、その度に
止まってしまい、試験官の方が、「時間が無いから、次を言って!」と言われ
ますます、焦ってしまい、2分間ギリギリでなんとか「H」以外は、全部読み上げました。
しかし、最後に「終わります」と言うのも忘れてしまい・・・これも減点・・・
試験官の方に、最初の「始めます」と最後と「終わります」そして、
「H(ホテル)」が残念だったね。といわれ、ガックリしました。
英語(英会話)と、まさかの「H(ホテル)」の度忘れ・・・
試験がすべて終わり、帰りは「もう「1海特」は諦めて、次は「2海特」だな~と、思いながら帰りました。
試験の結果は、また次回で!