海上特殊無線技士免許
前回、マリンVHFの話しに少しふれたので、
マリンVHFについて、良く聞かれる事を簡単に書いてみます。
VHFは、(Very High Frequency)の略で、電波の周波数区分帯の1つです。
無線機は、ハンディ(携帯型)とフィックスドマウント(固定型)があります。
どちらも、使用するには「海上特殊無線技士」免許を取得する必要があります。
○第1級海上特殊無線技士(1海特) 海外でも使える免許です。
固定型(25w)を使用するのに必要な免許です。
海外でも使えるので、試験科目に英会話と、電気通信術試験が追加されます。
○第2級海上特殊無線技士(2海特) 日本国内のみに限定された免許です。
固定型(25w)を使用するのに必要な免許です。
一般的には、こちらの免許を取得する方が多いです。
○第3級海上特殊無線技士(3海特)日本国内のみに限定された免許です。
ハンディ型(5w)を使用するのに必要な免許です。
沿岸近くでのみ使用される方にむいています。
用途に合わせて必要な免許を取得する事になりますが、
岸から遠い所(沿海など)に行かれる方は、遠くまで送信できる25wが
使用できる 第2級海上特殊無線技士免許以上を取得しておいた方が、
やはり安心だと思います。
次回は、海上特殊無線技士免許の取得方法についてです。